第13回心理学検定試験に独学で受験する事を決意…試験詳細と受ける理由

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保育士試験も無事に合格し、次の目標である心理学検定を受験する事にしました。
しかし、独学で受検資格がない心理系はなかなかないものです。
そこで見つけたのが心理学検定!受検資格がないという事で、早速受けてみることにしました。
「心理学検定って何?「メリットは?」という方向けに書いています!

第13回 心理学検定試験のスケジュール

心理学検定試験 申し込み期間と試験日

【申し込み期間】 2020年5月22日~6月24日
【試験日】    2020年8月23日(日)
【受験票送付】  7月25日頃
【合否通知】   9月下旬

心理学検定の受験料

【3科目】 6600円
【6科目】 8800円
【8科目】 11000円
一回に8科目までしか受けられないので、特1級を目指す場合は、2回受検をしなければなりません。

心理学検定は受検資格なし

大抵は学校に通ったり、心理関係の大学卒でなければいけなかったりしますが、心理学検定は受検資格がありません。

心理学検定 認定級は3つ!

認定級は「特1級」「1級」「2級」と3種類あります。
表のA領域は必須の数です。

【特1級】
合格後に申請が必要。

特1級 1級 2級
A領域5科目4科目2科目
B領域5科目2科目1科目

申し込み時に級を選択するのではなく、合格科目数によって級が決定されます。
A領域の合格が3科目の場合、他が多くても2級になります。

心理学検定 開始時間と項目

【受検開始時間】 14:00〜

時間は1科目につき20分です。
【3科目】 60分
【6科目】 120分
【8科目】 160分

心理学検定 出題科目

出題科目は全部で10科目。

【A領域】
①原理、研究法、歴史
②学習、認知、知覚
③発達、教育
④社会、感情、性格
⑤臨床、障害

【B領域】
⑥神経、生理
⑦統計、測定、評価
⑧産業、組織
⑨健康、福祉
⑩犯罪、非行

A領域とB領域の違い

A領域は必須になっているように、多くの大学で教えられている科目となっています。
しかし、B領域の⑦統計に関しては幅広い場所で教えられているようだ。

心理学検定の出題方法

出題方法は
・4肢選択式
・20問出題  です。

なち
なち

持ち帰りは不可なので、過去問対策はできません…。

心理学検定の合格基準は何点?

合格の点数は、「約6割」。
しかし、明確な基準はなく、出題の難易度によって違うそうだ。

心理学検定の資格と合格科目の有効期限

資格の有効期限はなく、生涯有効です。
更新の手続きもいりません。

合格科目については、5年間有効です。

心理学検定を持っていると有利な事はある?

学会に入れる

・2級取得(【A領域】③発達、教育 ⑤臨床、障害 含む)
・22歳以上
→日本カウンセリング学会の入会資格がある

・心理学検定1級取得
・22歳以上
→日本応用心理学会の入会資格がある
 (一般会員と院生会員希望のみ)

・2級以上取得
日本健康心理学会が認定する健康心理士の資格取得において、申請条件を満たすために用いる事が出来る

大学院入試の優遇措置にもなる

大学院の入試の際に、資格があれば面接や小論文の試験が免除になる所があります。

【例】目白大学大学院
心理学研究科現代心理学専攻の一般入試と社会人入試の際に、1級以上取得していれば小論文試験が免除となる。

単位取得になっている

宮城学院女子大学心理行動学科では、心理学検定の資格が所定の単位として認定されています。

今回、受けると決意した理由

冒頭にも書きましたが、なるべく低コスト・独学・しかし知識重視の心理系の試験はないものかと…。

心理系の資格が欲しい理由は、
・「子育ての糧にしたい」「家族の気持ちがわからない」「パートナーが鬱」といった日常の役に立てたい
・子育てがひと段落したら乳児院に勤めたい

という事から信頼を得るためにもスキルアップとして資格が欲しいと思いました。

誰でも受検が出来る所がありがたく、今回は心理学検定の受検を決めました。

なち
なち

第13回とまだ新しいながらも、続々と受験者が増え持っていると有利な事も増えています。
興味のある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。