歯周病を甘くみてはいけない!?万人に潜む菌をやっつけよう

子育て・レジャー

歯周病とは、細菌の感染によって起こるもの。
歯と歯茎の間にある歯垢が原因で歯茎が炎症しているのです。

①歯と歯茎の間に歯周病菌が感染 
③口臭がきつくなる
②歯茎や歯の土台の骨が解け、歯が抜け落ちる

歯垢(プラーク)が溜まる→細菌が増える→歯肉が炎症する→歯を支える骨を溶かす→歯を失うという事になる

歯周病になる原因

主に食べ物などの汚れがきちんと歯ブラシで取り切れていないために起こるのですが、他にも生活習慣に大きく左右される場合もあります。
・ストレス
・歯ぎしり、食いしばる
・喫煙
・薬の長期服用
・間食が多い

セルフチェック

①歯磨きすると血が出る
②口臭がでる
③朝起きた時に、口の中がねばねばする
④歯茎が赤い
⑤物が噛みにくい
⑥出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間ができる
初期症状だと自覚無いため、進行してしまうがあるのでこまめにセルフチェックをしていきましょう。

歯周病になると起こる病気

・狭心症・心筋梗塞
・脳梗塞(歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易い)
・誤嚥性肺炎
・骨粗鬆症
・関節炎・腎炎
・妊娠性歯肉炎

 妊娠中は特に、歯周病注意が必要です。
・間食が多い
・唾液の分泌が悪い

など妊娠期ならではの特徴があります。

妊娠中に歯周病があると起こるリスク「低体重児早産」

口の中の歯周病細菌が血中に入り、胎盤を通して胎児に直接感染するのではないかといわれています。その危険率は実に7倍にものぼるといわれています。

妊娠中は
・間食が増える
・ホルモンバランスの乱れ
・検診にいきづらい

などのさまざまな理由から歯周病の発生率が多くなってしまいます。
母子手帳についている「妊婦歯科検診」の補助券を使い、しっかりと初期に治療をしていきましょう!

歯磨きのあれこれ

【歯磨きのタイミング】

朝、歯磨きするタイミングは一般的に朝食後に歯磨きをする人が多いですが、朝食前と後両方にしましょう。

寝ている間に、口の中の細菌は4~8倍になるので、ご飯と一緒に飲み込んでしまうためです。

【歯ブラシは濡らさない】

歯を磨く前に、歯ブラシはぬらさない方がいいそう。
ぬらすと泡足立が良くなるが、歯磨きの時間が少なくなるためです。

歯を磨くときには、歯と歯の隙間45°に向けて歯ブラシを入れるようにする

【歯ブラシの選び方】

歯ブラシは柔らかめがおすすめ!
歯茎を傷つけないために柔らかいものでしっかりと磨きましょう。

【すすぐ時】

・わずかな水で一回だけすすぐ
→歯磨き弧に含まれるフッ素がなくなってしまう
・1回5秒の時間をかける

なち
なち

歯ブラシ後、30分は間食しないようにしましょう!

季節によって歯周病の発生率は違う?

夏は特に汗で水分量が減り、唾液が分泌されにくい傾向にあります。
そのため、冬より夏の方が細菌が増えてしまいます。

歯周病は子どもや犬に移る?

おとな→子どもにも移る

口腔内細菌は唾液を介してうつるため、
歯周病に罹患している人とキスや食器などを共有することにより感染する可能性があります。

特に、子どもは1歳6か月が一番移りやすいと言われています。
初期は大事なので、「同じ食器を共有しない」「チューをしない」「食べかけなどを与えない」といった心がけをしていきましょう。

犬や猫のペットとも移し合う

歯周病は人間だけではなく、動物も発症する病気です。
動物の中でも犬がなっている場合が特に多く、シニア犬に近づく程発症率は高くなります。
人間の歯周病菌と同一の菌が犬の口から検出されたという報告がある事から、人間と犬は歯周病菌をうつし合っている可能性があるそう。


「人間が噛んだ食べ物をペットに与える」「犬が飼い主の口を舐める」といった行為が歯周病菌の感染ルートになっているかもしれません。
ペットは自身で違和感を訴えたり、治療する事が困難なため、より一層気を付けていかなければいけない。

なち
なち

こびりついた歯石をきれいにするためには、麻酔などをして除去するため簡単にはできないため、犬猫の歯周病には注意しましょう!

口臭がきつくなったら要注意!
病院で歯ブラシや歯石除去をしてもらいましょう。

なち
なち

お薬嫌いでも、ふりかけでお口ケアができるので試してみましょう!

ふりかけだけでは心配!飽きちゃうなどの問題がある場合はサプリメントとの併用がおすすめ。
我が家の愛犬も10歳を超えて、口臭が気になりはじめたので併用をする事にしました。
もっと小さい頃から初めておけばよかったと後悔……。

歯周病予防になる食べ物は?

① 主食、主菜、副菜の揃ったバランスの良い食事を心がけましょう。
② 抗酸化作用のあるビタミンC、E、カロテンが豊富な野菜や果物を摂りましょう。
③ 歯や骨の材料になるカルシウムやマグネシウムを摂りましょう
(例:乳製品、大豆製品、ナッツ類、サバ、鮭など)
④ 糖分の多い飲み物や菓子類を摂りすぎないようにしましょう。

では、どんな食べ物がいいのでしょうか?

【りんご】
食物繊維が多いとまわりの汚れを落としてくれる
噛み応えがあると、唾液の分泌が良くなる

【免疫力を高める】
ニンジン、ピーマン、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、トマト、じゃがいも、いちご、みかん、大豆製品

【丈夫な歯周組織を作ろう】
牛乳、チーズ、小魚、高野豆腐、卵、切り干し大根、小松菜

【歯茎を強化しよう】
緑茶に含まれるカテキンは、抗酸化作用・抗炎症作用があり、歯ぐきを強化してくれます!

 
緑茶最強説がありますね。
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