事実婚と言えば、「逃げるは恥だが役に立つ」でも話題になりましたね。
扶養に入れたり、貞操義務があったり、法的な夫婦と同じ部分も多い事実婚。
シングルマザーの人、夫婦別姓を望む人は事実婚がいい!という人は多いのではないでしょうか?
苗字を変えたくない私もパートナーに事実婚を提案してみた所…一刀両断されてしまった!
パートナーに事実婚を提案したよ!拒否されたけど
そう、お互いに結婚したいけれどさまざまな問題から事実婚を提案しました!

事実婚ってどう?
基本的には夫婦として過ごせるよ!
これに、返ってきた答えは……
「絶対に嫌だ!普通に結婚したいし、戸籍にも残したい!!」

はい、普通に却下されました。
世間では未だに「責任逃れ」「いいとこ取りしたいだけ」「同棲と変わらない」という認識が多いです。
パートナーからしたらソレは「普通の結婚」ではないようでした。
事実婚がよかった理由
・子どもの姓を変えたくない
・戸籍移動や養子縁組はしたくない
・相続の際に前妻と揉めたくない
一番の理由は夫婦別姓が目的で提案しました。
姓を変更した時の氏名変更がかなり面倒なのもあります……。
住民票など役所で変更するもの以外で必要なものはたくさんあります。
例えば…
・株
・証券会社
・クレジットカード
・パスポート
・免許証
・健康保険と年金
・生命保険などの保険関係
・保有している資格
・通販などのウェブサイトの登録
・携帯

私はすでに生命・医療保険3つ、資格6つ、免許、通販6つなど氏名変更が必要なのがありすぎる…。
そもそも事実婚とは?
「実質的には夫婦関係と言える男女が、法的に入籍していない状態」の事です。
ちなみに、内縁の関係と事実婚は同じ意味です。
婚姻届を出していない二人 が、法律上の夫婦と同じように共同生活している、結婚の意思があるのにも関わらず籍を入れていない場合を事実婚と呼びます。
法律婚と事実婚の違いは?
法律婚と事実婚の違いのポイントはどんな所でしょうか?
・夫婦として住宅のローンが組める
・貞操義務がある(パートナー以外と性的関係を持たない)
・同居している(理由によっては別居も対象)
・婚姻費用を共有(生活費など)
・住民票を一緒にし、世帯主をどちらかにすれば自治体にも夫婦として扱ってもらえる
「未届けの妻」「未届けの父」と記載される
・夫婦別姓が選択できる
・実家の戸籍から外れない
・パートナーの家族と法的に姻族関係にならない
【デメリット】
・相続の際に、法定相続人になれない
→保険会社によっては生命保険の名義人が受け取れる所があります。
他にも、遺言書や贈与契約をしておいて相続の権利をうけられる事もあります。
しかし、配偶者税額軽減が適用されません。
・所得税の配偶者控除制度が使えない
・二人の間に子どもが生まれた際、認知の届けを出さなければ父親として認められない
非摘出子になり親権は母親のみとなる
事実婚はデメリットもある
上記で挙げたように、夫婦別姓だからこそのデメリットもたくさんあります。
実際に生涯を共にすると誓うに当たって、日本では事実婚では認められない部分も多いのだという事がわかります。
パートナーがなくなった時の遺産相続だけでなく、喪主になれず参列者、つまり他人のような存在になってしまう場合もあるのだ。
将来なくなると言うより、彼はすぐ亡くなったので遺族年金もなく引越しも余儀なくされ喪主も出来ずに参列になった。分骨も出来ずに他人として送るのは辛いよ。
結論、パートナーの姓変更を検討
調べていく中で、やはり事実婚は先々を考えるとどうかな…と思い始めました。
夫婦別姓に関して、世間では未だに認められていない部分が多く、死後他人扱いされてしまうのは悲しいからです。
そこで、パートナーと話し合った結果、パートナーの姓変更も視野に入れてくれる事になりました!
仮に、私の方が変更するにしてもこの事に相手も真剣に考えてくれた事で折り合いが付けれるので話してみてよかったと思います。
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